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🕐 2026/08/14

日本人に人気の海外旅行先ランキング2026、1位は韓国・2位は台湾 近距離旅行が人気

日本人に人気の海外旅行先として、韓国や台湾など近距離の国・地域が支持を集めている。

ビザ・ワールドワイド・ジャパンが発表した海外旅行動向調査「Global Travel Intentions 2026」によると、日本人旅行者の人気渡航先ランキングは、韓国が1位、台湾が2位となった。

物価上昇や旅行費用への負担が意識されるなか、移動時間が短く、比較的旅行の計画を立てやすい近距離の海外旅行先に注目が集まっている。

今回の調査は世界4万7000人以上を対象に実施され、アジア太平洋地域では1万7000人以上、日本では1024人が回答した。

日本人回答者のうち、過去12カ月にアジア太平洋地域を旅行した人は67%だった。欧州は16%、北米は13%で、日本人の海外旅行先がアジアに集中していることが分かる。

過去12カ月に訪れた海外旅行先では、韓国が21%で1位。台湾が17%で2位となった。

3位以下は、米国12%、オーストラリア9%、香港4%だった。

今後12カ月に予定している海外旅行先についても、韓国が26%でトップ。台湾が18%で続き、米国12%、オーストラリア11%、香港8%となった。

韓国と台湾は、過去の旅行実績だけでなく、これから行きたい海外旅行先としても高い人気を維持している。

こうした傾向は、Visa以外の旅行調査からも確認できる。

JTBが発表した2026年夏休みの旅行動向でも、海外旅行先の1位は韓国で26.2%、2位は台湾で16.2%だった。アジア方面全体では79.5%を占めている。

実際の渡航者数でも韓国の存在感は大きい。

各国・地域の公的統計をまとめたJTB総合研究所のデータによると、2026年5月に韓国を訪れた日本人は35万人を超えた。

日本各地から航空便を利用しやすく、短い休暇でも旅行の日程を組みやすい韓国や台湾は、日本人にとって身近な海外旅行先になっている。

特に近年は、旅行先を選ぶ際に、航空券やホテルの料金だけでなく、移動時間や現地での利便性なども重視されている。

「長距離の海外旅行」よりも、「短期間でも楽しみやすい海外旅行」を選ぶ人が増えていることが、韓国や台湾の人気につながっているとみられる。

海外旅行の予約は事前に、旅行計画ではAI活用も拡大

日本人の海外旅行では、旅行先だけでなく、旅行の計画方法にも特徴が表れている。

Visaの調査によると、日本人回答者の88%が宿泊施設を事前に予約すると回答した。

現地で楽しむツアーやアクティビティについても、60%が旅行前に予約している。

一方、飲食店などの選択については73%、交通手段については64%が現地で決めると回答した。

ホテルや主要な観光・体験は旅行前に押さえながら、食事や移動方法などは現地の状況を見ながら決めるという旅行スタイルが広がっている。

旅行計画でAIを利用する人も増えている。

日本人旅行者の39%が、海外旅行先や旅行アイデアを検討する際にAIを利用していると回答。さらに30%が、現地ツアーや体験を検索する際にもAIを活用していた。

海外旅行の情報収集では、従来の検索エンジンや旅行予約サイト、SNSに加えて、生成AIを使って旅行先を比較したり、観光プランを検討したりする方法が定着し始めている。

また、海外旅行先を選ぶ際には、現地での決済環境も重要になっている。

Visaの調査では、日本人旅行者が旅行前に重視する項目として「カードが利用できること」が49%で最多だった。「決済の安全性」を重視する人も33%に上った。

観光スポットやホテル、グルメなどに加え、現地で安心して支払いができるかどうかも、海外旅行先を選ぶポイントになっている。

一方、アジア太平洋地域の旅行者から見た人気海外旅行先では、日本が引き続き1位だった。

過去12カ月に訪れた旅行先として日本を挙げた人は21%。今後12カ月に旅行したい国・地域でも、日本は28%でトップとなった。

日本人が韓国や台湾など近距離の海外旅行を選ぶ一方、海外旅行者からは日本への旅行人気が続いていることになる。

2026年の海外旅行では、物価や旅行費用を意識しながら、移動時間、航空アクセス、予約のしやすさなどを比較して旅行先を決める傾向が強まっている。

日本人に人気の海外旅行先ランキングで韓国と台湾が上位となった背景には、単なる観光人気だけではなく、「近くて行きやすい」「短期間でも旅行しやすい」という実用面での強さもある。

海外旅行を検討する日本人にとって、韓国と台湾は2026年も有力な選択肢になりそうだ。