宿泊代が30%OFF 新潟県『Go To』第2弾を実施
新潟県は、県民の県内旅行を支援する「にいがた Go To トラベル」の第2弾を、9月7日から実施する。旅行・宿泊代金の割引率を第1弾の20%から30%に引き上げ、割引上限も1人1泊3000円から5000円に拡大する。
物価高が続く中、県内旅行の負担を軽減し、秋から冬にかけての観光需要を呼び込む狙いがある。
30%割引、1人1泊最大5000円
第2弾の実施期間は9月7日から12月28日まで。
対象は新潟県内在住者による、県内での宿泊を伴う旅行や宿泊商品。旅行・宿泊代金の30%が割り引かれ、割引額は1人1泊当たり最大5000円となる。
例えば、1人1泊1万5000円の宿泊なら4500円が割引される。宿泊代金が2万円の場合は30%で6000円となるが、上限が適用され、割引額は5000円となる。
一方、出張などのビジネス目的での利用や、宿泊を伴わない日帰り旅行は対象外となる。
第1弾では、宿泊施設への直接予約は割引の対象外で、キャンペーンに参加する旅行会社やオンライン旅行予約サイトなどを通じて申し込む仕組みだった。県観光協会は、予算が上限に達した場合には期間中でもキャンペーンを終了すると案内していた。
第1弾は割引率20%だった
「にいがた Go To トラベル」は、物価高騰への対策として新潟県が実施している県内旅行の需要喚起策。
第1弾は5月14日から7月17日まで予約を受け付け、7月18日のチェックアウト分までを対象に実施された。
割引率は旅行・宿泊代金の20%で、上限は1人1泊当たり3000円。新潟県内在住者が県内で宿泊する旅行商品などが対象となっていた。
今回の第2弾では、割引率を10ポイント引き上げて30%とし、上限額も2000円増やして5000円とする。第1弾よりも支援を手厚くすることで、県民の旅行を後押しする。
第1弾、6月末時点の予算執行率は24.9%
第2弾の実施には、第1弾の利用状況も背景にある。
NST新潟総合テレビの報道によると、第1弾には7億円余りの予算が投じられていたが、6月末時点の予算執行率は24.9%にとどまっていた。
県は当時、予算の執行状況を踏まえ、秋に第2弾を実施することを検討していた。
第2弾では割引率と上限額をともに引き上げることで、第1弾以上の利用を促すことになる。
紅葉から年末の旅行需要を後押し
実施期間となる9月から12月は、紅葉や温泉旅行など秋の行楽シーズンから、初冬の旅行シーズンまでと重なる。
新潟県内には月岡温泉や越後湯沢、妙高、佐渡など各地に観光・宿泊エリアがあり、県は県民による県内旅行を促すことで、宿泊施設だけでなく飲食店や観光施設などへの経済効果も期待する。
第1弾の公式サイトでは、県内在住者であれば子どもや乳幼児も割引の対象とされ、利用回数や連泊回数にも制限を設けていなかった。また、旅行会社ごとに予算枠が設定され、割り当てられた予算に達すると販売を終了する仕組みとなっていた。
第2弾についても、実際に利用する際には対象となる旅行商品や予約方法、販売開始時期などの最新情報を確認する必要がある。
物価高によって旅行費用の負担感が増す中、割引率を30%まで引き上げる今回の第2弾。第1弾で伸び悩んだ利用をどこまで押し上げ、秋冬の県内観光の活性化につなげられるかが注目される。